ペット保険について
ペット保険は必要か? ワンちゃんのケガや病気は、いつ襲ってくるかわかりません。 |
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日頃から、信頼できる獣医さん(近所の飼い主さん達の評判を聞くのが確か)を探しておくこととともに、ワンちゃんの「もしも」に備えて、ペット保険への加入も検討する必要があります。
一般的なペット保険は補償開始までに待機期間(約1か月から2か月)があります。そのため、補償開始までに発症した傷病、また完治していない傷病については補償対象外となります。
獣医さんの治療費は、千差万別です。
同じ診療項目でも5,000円〜10,000円以上の開きがあります。幼犬の時は何かと病院を受診することも少なくない中で、5,000円〜10,000円以上の差は大きなものですね。
下記事例では、症状のかなり類似したケースで比較しておりますが、治療費は、犬の種別・性別・年齢や病状・体力などにより変わるものです。金額が高いからと一概に問題があるとは限りません。
この内容はあくまでも、一つの参考としてご覧ください。
信頼できる獣医さんを探すには情報収集が大切です。獣医さんの評判は口コミで伝わります。
犬を飼っている近所の人や、お散歩中の犬友達とも積極的に情報交換しましょう。
そして、先ずは健康診断や予防接種で訪問し、しっかりとチェックしましょう。
【事例1】チェリーアイの手術
■A病院の場合
患犬:ブルドッグ ♀
【診療明細内容】※共通して行われた検査処置のみ
・手術料金 21,000円
・麻酔料金 8,640円
・点眼薬料金 1,470円
計 30,870円
■B病院の場合
患犬:フレンチブルドッグ ♂
【診療明細内容】※共通して行われた検査処置のみ
・手術料金+麻酔料金 75,000円
・点眼薬料金 1,500円
(その他、入院費・内服薬・処置料など4,900円加算あり)
計 76,500円 (全ての診療費を含めると81,400円)
※A病院に比べ45,630円の差額。手術に関する費用の差が大きい。
【事例2】骨折・ボルト固定手術
■A病院
患犬:トイ・プードル ♂
【診療明細内容】※共通して行われた検査処置のみ
・診察料 800円
・レントゲン1枚 7,000円
・麻酔料 10,000円
・手術料 30,000円
・注射料 1,300円
・内服料 4,200円
・入院料(3日) 7,500円
(その他 入院+2日などで5,000円加算)
計 60,800円 (全ての診療費を含めると65,800円)
■B病院
患犬:イタグレ ♀
【診療明細内容】※共通して行われた検査処置のみ
・診察料 1,000円
・レントゲン2枚 4,000円
・麻酔料・手術料 48,000円
・注射料 1,540円
・内服料 1,290円
・入院料(3日) 7,200円
計 63,030円
■C病院
患犬:ヨーキー
【診療明細内容】※明細内容が明確でない(何がいくら、単価はいくらなどの詳細が不明)
・前検、X−P、麻酔一式 150,000円
・手術料一式 20,000円
計 170,000円
※A、Bの病院は大きな治療費の差がないが、Cの病院は明細書を一括表示し、何に対していくらの料金がかかっているのかが明確でなく、A、Bの病院と比べると倍以上の治療費を請求している。